こんにちは。駒沢大学駅前の買取専門店『ゴールドパーチェス』です。
今回は【アンティークジュエリー】の世界をご紹介させて頂きます。
アンティークジュエリーの定義
アンティークジュエリーとは、一般的に製作されてから100年以上経過したジュエリーのことを指します。
つまり、2,026年現在で言うと1,925年以前に作られたジュエリーがアンティークと呼ばれることが多いです。
ヴィンテージとの違い
ヴィンテージとの違い。よく混同されますが、違いは年数です。
- アンティーク:100年以上前
- ヴィンテージ:20〜100年前
歴史の古さだと アンティーク>ヴィンテージになります。
アンティークジュエリーの特徴
1. 歴史的な価値
当時の文化や技術、流行を反映しています。手作業で作られているものが多く、現代では再現が難しい技法もあり、まさに小さな歴史なのです。
2. 一点ものが多い
大量生産ではなく職人が作ったものが多く、同じデザインがほとんど存在しない場合もあります。その一点しかないものに美しさや価値を見出します。
3. 時代ごとのデザイン
アンティークジュエリーは、時代によって特徴があります。美しいデザインと歴史を楽しめるのは現代のジュエリーにはない楽しみ方だと思います。
以下では時代ごとのデザイン例をいくつかご紹介させて頂きますのでご覧ください。
ヴィクトリア朝(1,837–1,901)
イギリスの ヴィクトリア女王 が統治していた時代。
約60年以上続いた長い時代のため、社会の出来事や女王の人生によってデザインが大きく変化します。
時代背景
工業化の進展が目覚しく、鉄道・蒸気機関の発達により社会や大きな影響を与えました。それまで王侯貴族中心だったジュエリーが一般富裕層にも普及し始め需要が一気に拡大。工場生産によるジュエリーの量産が始まります。
ゴールドジュエリーが流行。
特徴
ストーリー性が強い
恋愛・結婚・喪など人生の出来事がジュエリーに反映されています。
モチーフに意味が込められている
例としてはハート → 愛、蛇 → 永遠、ツバメ → 帰還・希望 のようにジュエリーの形に意味を持たせています。
そしてヴィクトリア女王の婚約指輪は蛇モチーフのようです。この王室の理想的な結婚が社会の憧れとなりモチーフにも影響を与えました!
しかし1861年、ヴィクトリア女王の王配が亡くなってしまいます。ヴィクトリア女王は深い喪に服し続けました。
この出来事によって**モーニングジュエリー(喪のジュエリー)**が流行。 黒い宝石や追悼の意味を持つ宝飾で、ジェットやオニキスなどがよく使われました。



エドワード朝(1,901–1,915頃)
エドワード7世 の時代。
エドワード7世は社交的な王で、宮廷では舞踏会やパーティーが盛んでした。特に王妃はファッションリーダーとして有名だったようです。
「ベル・エポック(美しい時代)」と呼ばれる華やかな時代でもあります。
時代背景
19世紀末〜20世紀始めにプラチナ加工技術が発達しジュエリー素材として プラチナ が本格的に使われ始めました。
強度が高く細い爪でも宝石を留められるので非常に繊細なセッティングが可能になりそれまでのゴールド中心のジュエリーから、プラチナジュエリーが主流に変わってきます。
宮廷文化の影響でジュエリーは「優雅」「繊細」「豪華」なスタイルへ。
特徴
エドワード朝ジュエリーは基本的に白い輝きが主役
ダイヤモンドや天然パールなど、色石よりも上品で白い輝きが好まれました。レースのような繊細なデザイン。プラチナとダイヤモンドが多い。
受ける印象も「優雅」「繊細」「豪華」です。 南アフリカでダイヤモンド高山の発見、ダイヤの流通量増加、上流階級での流行が影響しています。


アール・デコ(1,920年代)
1,925年にパリで開催された国際博覧会の名前から来ています。
Exposition Internationale des Arts Décoratifs et Industriels Modernes(現代装飾美術・産業美術国際博覧会)
この長い名前の中の Arts Décoratifs(装飾芸術)を短くしてArt Déco(アール・デコ)と呼ばれるようになりました。
時代背景
第一次世界大戦(1914〜1918)の後、人々は軽快で華やかな生活を求めました。
都市文化(ニューヨーク・パリ・ロンドン)が発展し建築的・都市的なデザインが流行。
ジュエリーデザインに芸術性と産業技術の融合が求められた結果、「美術的でありながら実用的」なジュエリーが登場。
今までの時代よりも宝石や貴金属の組み合わせの自由度が格段に上がりました。
特徴
ここまでの優雅で曲線的な造形とは違い、直線的・モダン・幾何学なスタイル。
例としては、
- 四角形・三角形・六角形
- ジグザグ
- 放射状(サンバースト)
- 完全な左右対称
建築や機械のデザインから影響を受け、都会的でシャープな印象になりました。
また素材としてもプラチナやホワイトゴールドが主流に変わり宝石を密に敷き詰める技術が発展してます。


またデザインに合わせて宝石のカットも直線的なものが好まれました。
左から バケットカット、エメラルドカット、アッシャーカット

まとめ表
| 時代 | 年代 | デザイン | 宝石 | 素材 | 印象 |
| ヴィクトリア朝 | 1837–1901 | ハート・花・蛇などロマンチック | カラーストーン(ガーネットなど) | ゴールド | 重厚・ロマンチック |
| エドワード朝 | 1901–1915頃 | レースのような繊細な装飾、リボンや花のガーランド | ダイヤモンド、天然パール | プラチナ | 優雅・軽やか |
| アール・デコ | 1920–1930年代 | 幾何学模様、直線的デザイン | ダイヤ+エメラルド・サファイアなど | プラチナ・ホワイトゴールド | モダン・シャープ |
【最後に】
最後まで読んでくださりありがとうございます。ここまでアンティークジュエリーの世界はいかがでしたでしょうか?
- 💎 現代にはないデザイン
- 💎 歴史やストーリーがある
- 💎 投資価値がある場合もある
このようなジュエリーが重量で買われてしまうのは少し勿体無いですよね。
ゴールドパーチェスであれば金1gあたりの価値以上でお買取することが出来るかもしれません!!
歴史ある魅力ある逸品が眠っている可能性もございます。
本物かどうかわからない、少し壊れてしまっている。そんな状態でも大丈夫!
悩んだもの、わからないものがあればゴールドパーチェスへご相談ください。店頭スタッフが全力でご対応させて頂きます。
どうか皆様とお会いできる日を心よりお待ちしております。

